QUESTON

一般質問

市民病院病床の増床と新型コロナ対策

市民病院では、感染病床は当初は5床でしたが本館5階をコロナ病床として最大で17病床を利用することができるようにしました。
本館5階の一般病床をコロナ専用病棟としたために、一般病床が使えなくなりました。
その一般病床の数が78床となり一般病床の利用率が100%を超える日も多くなり、救急患者の受入れができ ない日も生じておりました。
現在も同様の状況が続いています。

また内科医師及び救急外来の看護師がコロナ感 染者や発熱患者の対応に追われ、救急車の受け入れを制限せざるを得ない状況が発生しております。
また職員にも陽性者や濃厚接触者が発生し、働ける人数が限られ、かなり厳しい状況にあります。

さらに発熱患者の急増時 発熱相談や検査予約等の電話が殺到し、病院への電話が繋がりにくくなる状況になり、そのため消防からの救急要請の電話が繋がらないという事案も発生しました。
今は救急隊専用のホットラインを用意し、現在問題は解消されております。

そのような状況下、これまで回復期病床で増床の要望を埼玉県に申請していましたが、 新型コロナ禍にあって頓挫していたところ、『コロナに対応する病床として申請し直しては』と市民病院に対して強く要望しました。
現在埼玉県に急性期病床として36 病床を埼玉県に申請しているところです。
それに伴う職員の増員が議会でも認められました。病床を増やすだけでは7対1の看護基準を満たすことはできませんので職員(看護師)の増員が必要となります。

また新型コロナ対策については当初入院ベット数が足りていない時、 衆議院議員山口泰明事務所にお願いして、嵐山にある国立女性教育会館の宿泊研修施設を新型コロナウィルス感染症の無症状・ 軽症者の受け入れのための宿泊療養施設として利用できるように交渉してもらい、そのようになりました。

ごみ焼却場建設について

ごみ焼却場の建設については、比企広域で建設予定であったが中止となり、その後川島町、 桶川市、東松山市 で共同して建設することになりました。
 建設場所に関しては川島町に建設することとなり、その場所の選定に関 しては、川島町に一任する協定が議会には知らされず締結されました。
川島町内部で最終的に三候補地が選定され、その中から桶川市と川島町の中間地点に決まりました。
東松山市からは一番遠いこともあり今の場所に比べて、市民にとって不便を強いることにもなる。

建設コストとランニングコストを考え合わせると共同で行うこと が望ましいが、今の場所では災害時、 特に水害が起きた場合、 東松山市側から焼却場へとゴミを運び込むことが 考慮されていない。
また堤防近くに作るということで水害には弱く、さらには盛り土造成することで建設コスト がかかることが予想される。
場所の選定において東松山市が共同事業のパートナーとして意見を言えないのもお かしいことである。
また三候補地から最終候補地の選定方法が不明確である。そのような意見を述べたうえで、以下のような質問をしました。

『今の施設を修繕しながら使用することはできないのか。また使用する場合いくらかかるのか。』
以下は、その質問に対する答弁である。

答: 施設は昭和52年4月から稼働し45年が経過している。
施設を長期的かつ安定的に運転管理するためには 令和三年度にクリーンセンター精密機能検査を実施し令和四年度から令和13年度までの中長期点検補修計画を策定した。

今後何年間にわたり稼働することが可能なのか明確な年数を答えることはできない。
が、当該計画に基づき、できる限りの施設延命化を図っていく。

令和四年度から13年度までの修繕費の概算金額を19億3000万円 と試算している。

(主な質問)過去の質問については議会ホームページでご覧になれます。

市民病院について

  • 医師のメンタルヘルスについて DPCの導入について 地域包括ケア病床について(H27  3月議会)

  • 市民病院改革プランについて 総合診療病院の利点を生かした専門的な診療システムの構築について 地域包括ケアシステム構築における市民病院の役割(H27  6月議会)
  • 救急医療体制の整備について 急に胸に痛みを感じた場合にどうしたらよいか ♯9000♯8000について 救急車にタブレットを導入することについて 当番医の勤務体制について 市民病院は夜間急な脳梗塞、心筋梗塞を起こした患者に対応できるのか 大学病院と市民病院をつなぐ電子カルテのクラウド化について(H27  9月議会)

  • 救急患者の受け入れ数について 医師の応招義務について(H27  12月議会)

  • 救急患者の受け入れと受け入れ拒否件数について 受け入れ拒否の理由について 電子カルテのクラウド化について 市民病院では多剤投与がないか(H28  3月議会)

  • 救急患者の受け入れについて前回から改善したか 今現在看護師はたりているのか 看護師の離職理由について分析しているのか 離職率は その対応策は 院内保育所の設置について 地域包括ケアシステムと在宅医療、在宅介護を実現するためには、緊急時バックアップできる病床が必要では (H28  6月議会)
  • 自治体病院である市民病院の役割について(H28  12月議会)

地域包括ケアの充実について

  • (H27 3月議会 6月議会 H28 3月議会 6月議会  9月議会 )

震災対策について

  • 震災時のための給水車の配置について 橋が落下した場合の高坂地区の給水体制について 小型給水タンクと軽自動車の配備について(H27  9月議会)

  • 災害時、給配水、救援物資の配分ルールはあるのか 西本宿にある埼玉県の給水タンクがあるが、県とのルール作りはできているのか(H28  6月議会)

  • 国と県との連携による避難情報の発信について 市と国の河川局との間にホットラインがあるのか 圏外の場合携帯電話は使えない。その場合でも携帯用の衛星電話はあるのか 

    避難準備情報について市民に理解が進んでないと思われるがいかがか 避難準備情報を出した後、どうするのか 自治会長の皆さんは了解しているのか 防災アドバイザーに防災計画等に関し意見をいただいたりしてはいかがか 前回給水体制についてルール作りをするということだったが、マニュアルはできたのか スリーデーマーチの場合の対策を立てているのか 震災に強い公園を整備し、スリーデーマーチ等にも備えたらいかがか(H28  9月議会) 

その他に職員の残業について、通学路の安全確保について、行政のクラウド化、市内循環バスデマンドタクシーについて繰り返し質問し、成果をのこしています。

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